PR

スポーツ スポーツ

【大相撲秋場所】白鵬が稀勢の里に完勝で「気持ちよかった」 14日目にも幕内通算1000勝でV41

 ファンが心待ちにしていた大一番で、白鵬が稀勢の里に第一人者の貫禄を示した。節目の60度目となった対戦は稀勢の里の横綱昇進後では初。異様な雰囲気にも動じず一方的に寄り切り、「気持ちよかった」と涼しげに振り返った。

 立って右で張ると、すぐに左を差した。前へ出ながらけんか四つの相手との差し手争いを制し右もねじ込んだ。なおも休まずに攻め、一気に勝負を決めた。「チャレンジャーのつもりでいった」との言葉とは対照的な横綱相撲だった。

 稀勢の里とは、自身最長の連勝記録を63で止められた一番など数々の名勝負を繰り広げてきた。本場所で相撲を取ったのは昨年初場所が最後。横綱同士での初対戦を楽しみにしてきた。前日から「特別だね」と興奮を隠そうともしなかった。

 相撲を取り終えると、稀勢の里の背中を軽くたたくようなしぐさをみせた。常勝を求められる横綱の孤独は誰よりも分かっている。大ケガからはい上がってきた後輩横綱には、「ここまでよく戦ったと思います」とねぎらいの言葉を贈った。

 14日目の結びで豪栄道を下せば、幕内通算1000勝という節目の白星で、昨年九州場所以来、41度目の優勝が決まる。「そうですか。頑張ります」。再び、完全復活を目指す稀勢の里に横綱のあるべき姿を見せつける。(奥山次郎)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ