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【大相撲秋場所】白鵬が全勝キープで単独トップ 「引っ張っていきたい」

白鵬が高安を押し倒す=両国国技館(撮影・矢島康弘)
白鵬が高安を押し倒す=両国国技館(撮影・矢島康弘)
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 白鵬が“定位置”に戻ってきた。鶴竜と稀勢の里が敗れた後に土俵へ上がった結びで高安を下し、ただ一人全勝をキープ。昨年九州場所を最後に優勝から遠ざかっている横綱は「一番一番、引っ張っていきたいです」と穏やかにほほ笑んだ。

 相撲はあっけなかった。立ち合いで2度呼吸が合わず迎えた3度目。明らかに立ち遅れた高安に対し、左からかち上げるようにして踏み込み押し倒した。相撲らしい相撲にはならなかったものの、「勝ちは勝ちですから」と振り返った。

 稀勢の里の進退に注目が集まった場所で貫禄たっぷりの土俵が続く。優勝争いを牽引(けんいん)しながら、9日目には大関取りに挑んでいた御嶽海も止めた。場所を盛り上げ、若手の壁にもなるという最高位の務めをきっちり果たしている。

 稀勢の里のことも気にかけてきた。7月の名古屋場所前に出稽古先で鉢合わせした際は、稽古に誘って後輩横綱の闘争心を刺激。勝ち越して現役続行に近付いた18日には「安心した」と喜び、土俵では横綱のあるべき姿を示し続けている。

 国技館を去る直前には観戦に訪れたサッカーJ1の神戸に所属する元ドイツ代表、ポドルスキと談笑し「いいところをみせられてよかった」とにっこり。ようやく関心が優勝争いへと移った場所で、第一人者が主役に躍り出た。(奥山次郎)

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