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【大相撲秋場所】稀勢の里が連敗阻止 「しっかりやりました」 千代の国の挑戦を退ける

大相撲九月場所7日目 稀勢の里は寄り切りで千代の国を破る=15日、両国国技館(撮影・菊本和人)
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 観衆には土俵際まで攻め込んだ稀勢の里が、千代の国の上手投げで逆転されたようにみえたのだろう。稀勢の里に軍配が上がった後、静寂が場内を包んだ。行司が稀勢の里の勝ち名乗りを上げると大歓声に変わった。

 千代の国の激しい突き押し、機を見たいなし、意外性のあるすそ払いに耐え続けた。ようやくつかんだ左下手も、最後は手放しながら前に出た。もつれた土俵際で上手投げを繰り出した千代の国の左足は、すでに土俵を割っていた。

 盤石とはいえない取り口でも落ち着いていた。支度部屋に戻り「しっかりやりました」と振り返った。「千代の国の足はみえていたのか」との問いかけには「うん」とうなずいた。前日の今場所初黒星を引きずることなく連敗を回避した。

 取組直前、思わぬ事態に襲われた。土俵下に控えていると、豪栄道に押し出された体重191キロの千代大龍が右すねに落ちてきて顔をゆがめた。途中休場につながるような故障は引退の危機に直結する。事無きは得たものの、ヒヤリとさせられる場面だった。

 中日は今場所で2人目の役力士となる小結の玉鷲と顔を合わせる。場所前の二所ノ関一門連合稽古では9勝1敗と圧倒したとはいえ三役経験豊富な実力者。「しっかり集中していきます」との言葉に油断は感じられなかった。(奥山次郎)

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