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【大相撲秋場所】稀勢の里が初黒星、「明日は明日で。また、やっていきたい」

初黒星を喫した稀勢の里は支度部屋でも浮かない表情=14日午後、東京都墨田区・両国国技館(撮影・大橋純人)
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 今場所初めて、座布団が土俵の上を飛び交った。稀勢の里は力なく花道を引き揚げる。5連敗と元気のなかった千代大龍に押し出されて痛恨の初黒星。支度部屋では「明日は明日で。また、やっていきたい」と自身に言い聞かせるようにつぶやいた。

 角界屈指の圧力を誇る千代大龍の立ち合いはしっかりと組み止めた。しかし、前へ出ようとした瞬間にはたかれると、もろくも前へつんのめって土俵際へ。すかさず背中を突かれ、土俵下まで飛ばされた。

 横綱審議委員会の本場所総見が行われた前日は、相手が前に出る力を利用した上手投げで連勝を5に伸ばした。北村正任委員長は「1つのヤマを超えた」とコメント。相撲勘の回復もうかがわせたはずだったが、好事魔多し。

 場所前から不安視されていたのは、相撲勘と15日間を戦い抜くスタミナだ。本場所を皆勤したのは優勝した昨年春場所が最後。前日までの5連勝も、土俵際での逆転や長い相撲が続いたことで、想像以上に心身の疲労が蓄積している可能性はある。

 中盤以降、対戦を控える上位陣は好調だ。鶴竜、白鵬の両横綱が勝ちっ放しで、豪栄道と大関取りに挑む御嶽海も1敗。現役続行を懸けた場所は、厳しさを増していく。7日目の平幕千代の国戦は取りこぼしが許されない一番となる。(奥山次郎)

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