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【2020年へのバトン】(上)強さと誠実さ追い求め 「東京の前哨戦」光と影

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 インドネシアで国技とされるバドミントンの会場は連日、熱気にあふれていた。同国選手がシャトルを打つと「エア!」。相手が打ち返すと「ウー!」。男子シングルス世界王者の桃田賢斗(NTT東日本)は3回戦で地元選手に敗れた後、「声援が相手のシャトルに乗って、すごい押された印象だった。勝手に焦りすぎてしまった」と漏らした。

 前回の仁川大会で20個しかメダルを取れなかったインドネシアは今回、98個と大躍進。各競技で「ホームの後押し」を肌身で感じた日本選手たちは「次は自分たちが東京で」と口をそろえた。

 だが、果たして2年後、日本選手団はどれほどの声援を受けられるだろうか。

 大会中、バスケットボール男子4選手による買春問題が発覚した。「国民の期待を大きく裏切った」と日本選手団の山下泰裕団長。どう規律を浸透させていくか。課題は明白だ。国内では日本ボクシング連盟の助成金不正流用などの問題や体操界のパワハラ疑惑などが相次ぐ。スポーツ界に向けられる社会の視線は温かいものだけではない。

 ほころびが出れば強化現場にも影を落とす。強化本部長だった栄和人氏のパワハラ問題で揺れたレスリング女子は今回初めて金メダルなしに終わった。西口茂樹チームリーダーは「勝つという気持ちが足りなかった」と渋い顔を浮かべる。伝統種目が正念場を迎えている。

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