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【フジサンケイクラシック】初優勝の星野陸也、起死回生の一打で流れ変える 「勝手に涙が出てきた」

父、宏さん(左端)と母、正子さん(中央)に祝福され涙を流す星野陸也=2日、山梨県富士河口湖町の富士桜カントリー倶楽部(撮影・福島範和)
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 優勝を決めた直後、18番グリーン脇の両親に駆け寄った星野陸の目は真っ赤だった。「やっと期待に応えられた。泣かないだろうと思っていたが、勝手に涙が出てきた」。22歳は感慨にふけった。

 2位に5打差と優位な状況で迎えた最終日。7番を終えた時点で同じ最終組の重永、木下に3打差まで迫られた。「こんなに早く追い付かれるのか…」。焦りを感じ始めた矢先の10番(パー4)、残り25ヤードからの第3打が流れを変えた。

 「想定の1・5倍くらい強くなった」というアプローチはグリーンを超えそうな勢いだったが、ピンに当たって直接入る起死回生のバーディー。「優勝するときはこういう奇跡があるのかと思った」。12番から3連続バーディーと完全に勢いを取り戻し、17番で奪った7つ目のバーディーで勝利を確信した。

 3年目を迎えたプロ生活での経験が飛躍の糧となった。26位だった昨年は最終日に66で回り、難コース攻略の糸口を見つけた。初出場した今年6月の全米オープンでは筋力強化の必要性を学び、8月のツアー外競技「札幌オープン」では逆転優勝し自信をつけた。米国進出と海外メジャー大会優勝を将来の夢に掲げる186センチの大器。当面の目標について「この勢いで2勝、3勝と頑張りたい。最後がボギーで少し悔しかったので、今度はパーかバーディーで、もっと盛り上げたい」と笑顔で話した。(奥村信哉)

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