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【高平慎士のチェックアイ】アジア大会・男子400メートルリレーで走者組み替え「違う組み合わせを実戦で試すいい機会」 

陸上男子400メートルリレーで金メダルを獲得し笑顔の日本チーム。左から山県、多田、桐生、ケンブリッジ=ジャカルタ(共同)
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 30日の男子400メートルリレーは中国が今ひとつで、日本にとって相手がいないに等しかった。リオデジャネイロ五輪の4人でなく、多田修平を入れた。違う組み合わせで前の走者がどう迫ってくるか、次の走者がどう離れていくか、お互いが実戦で試す良い機会になった。

 ただ、38秒16というタイムは物足りない。それは選手たちが一番感じているし、アジア大会がゴールではないという意識も共有されている。

 一方で男子1600メートルリレーは4人全員がすごく走れていたわけではなかった。優勝したカタールに目の前でアジア記録を更新されたことが刺激になればいい。

 決勝から飯塚翔太と小池祐貴が入ったが、1600メートルリレーは200メートルを専門とする選手のスピードだけで勝負するのは難しい。単独で走るという状況はほとんどなく、他のチームともみくちゃになって、細かなペースの上げ下げが生じることもある。その点に対応するには400メートルの選手が最低でも2人、3人はチームに必要だ。

 もちろん走りの地力がないと勝てない。両リレーの兼ね合いも含めチーム作りの難しさが今後、出てくるかもしれない。

 混合リレーは戦略がものを言う。3走が女子、4走が男子という走順が主流になりそうだ。女子はもう一段レベルアップしたい。

(高平慎士=富士通、2008年北京五輪400メートルリレー銅メダル)

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