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【フィギュア】羽生結弦、原点回帰「楽しみたい」 史上初の4回転半にも挑戦

公開練習を終えて取材に応じた羽生結弦=30日、カナダ・トロント
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 【トロント=田中充】幼少期に髪形までまねた“皇帝”プルシェンコは、羽生にとって常に尊敬する存在で、男子66年ぶりの五輪2連覇を果たし、絶対王者の称号を手にしても変わらない。

 「この世界で1位になりたい、プルシェンコさんみたいに金メダルを取りたい」と圧倒的なオーラに魅了されたのが、新フリーのモチーフにした「ニジンスキーに捧ぐ」。今でも頻繁に動画を見るなど、ずっと演じたかったと打ち明けた。

 タイトルの「Origin」は英語で起源を意味する。新シーズンを「スケートを楽しみたい」という純粋な気持ちへの原点回帰で滑る23歳が選択したのは自然な流れだろう。本人からも「ぜひ頑張ってね」と背中を押されたと明かした際の表情は、心底うれしそうな笑顔だった。

 もちろん、滑るだけで満足はしない。新フリーで見据えるのが、成功すれば史上初となる4回転半ジャンプだ。今後のスケート人生の最大のモチベーションでもある。まだ練習でも着氷できず、「かなり練習しないといけない」と現段階では組み込んでいないが、今季中の成功を目指して冒頭のジャンプを変更するプランがある。

 昨秋に負傷した右足首の状態は「痛みを自覚することはほぼなくなってきている」と順調に回復。平昌五輪までのような勝負の「枠」にとらわれすぎることなく、原点に立ち返った新たな気持ちでリンクに立つ絶対王者の次なる戦いがまもなく始まる。

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