PR

スポーツ スポーツ

【バスケット通信】豪移籍決めたBリーグMVP比江島慎 代表エースの自覚、母への思いを胸に初の海外挑戦 

Messenger

 もう一つは4月に死去した母、淳子さんへの思いがある。以前、何気なく「豪州に行きたい」とつぶやいたのをマネジメント担当の母は聞き逃さず、下準備を進めてくれていたという。「それは後押しになった。ここで行かなきゃいけないなと思った」

 “安住の地”だった三河から離れ、海外移籍へのサポートを約束してくれた栃木に移った矢先、新天地でのシーズン開幕前にオファーが舞い込み、慌ただしく離日することになった。栃木でともにプレーするのを楽しみにしていた元NBA選手の田臥勇太からは「後悔する前に、行きたいなら行った方がいい」と背中を押され、日本代表のフリオ・ラマス監督からは「お前の実力があれば通用する。(豪選手を)あまりリスペクトしすぎずに頑張れ」と激励された。

 ブレッツがプレーオフに進めず、2月中旬でシーズンを終えれば、同月末まで選手登録ができるBリーグに戻り、栃木でプレーする予定だ。「栃木のファンには申し訳ないが、成長する機会が目の前にあることを理解してもらえると思う。栃木でプレーする機会があれば成長した姿をお見せしたい」。比江島の新たな挑戦が始まる。(運動部 奥村信哉)

    ◇  ◇

 ■豪州の男子プロバスケットリーグ 正式名称はナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)。豪州の7チームにニュージーランドの1チームを加えた計8チームが参戦する。今季は10月に開幕。来年2月までレギュラーシーズンを戦い、上位4チームによるプレーオフを3月まで行う。比江島が加入するブレッツは昨季8位。今年9月に始まるW杯アジア2次予選で、日本の試合が組まれている11月30日と12月3日はNBLも試合がない週となっており、比江島の代表招集も可能となる。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ