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【ソフトボール】エース上野由岐子、1日2試合249球の熱投むなしくサヨナラ負け 「守り切れず申し訳ない」

延長十回、サヨナラ打を許した日本代表・上野由岐子=12日、ZOZOマリンスタジアム(山田俊介撮影)
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 三塁線を抜けた打球を見届けたエースは、マウンド上で天を仰いだ。

 味方打線が2点を勝ち越した延長十回、上野由岐子が粘る米国打線につかまった。3本の長短打で同点に追いつかれると、二死二、三塁から痛恨のサヨナラ打で万事休す。自国開催で2大会ぶりの世界一奪回を期待した観客の声援が悲鳴に変わった。

 「みんなが点を取ってくれたのに守り切れなくて、申し訳なかった」

 午後7時すぎの開始で約3時間の激闘。今大会6勝負けなしで、無失点だった右腕が一発を浴びるなど7点を失った。決勝進出をかけ、完封した午後2時からのカナダ戦に続く連投。2試合で合計249球を1人で投げた。疲労は、ベンチへ戻るたびに座り込む表情からも明らかだった。

 5人の左右の投手をつぎ込み、継投策でしのいだライバルの戦いぶりは対照的だった。打線は援護できても、マウンドを託せる頼れるリリーフ不在を印象づけた敗戦。「球数が増えたときの投球をもっと磨いていかないと」と反省した36歳に、東京五輪での金メダルへ“上野頼み”の状況が重くのしかかった。(田中充)

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