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【競泳】力で押し切り初の「金」 池江璃花子、東京五輪見据え「まだまだ」

【競泳 パンパシフィック水泳選手権大会2018 第3日】決勝 女子100mバタフライ 1位の池江璃花子=11日午後、東京都江東区・東京辰巳国際水泳場(納冨康撮影)
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 ラスト15メートル。池江は必死に水をかき続けた。両隣のレーンからは昨年の世界選手権メダリストが猛追してきた。トップでタッチ板をたたくと、うなずき左手でガッツポーズ。本命種目の女子100メートルバタフライで頂点に立ち「すごくうれしい。1番になったのは自信になる」と目を細めた。

 大歓声の中、「前半攻めて後半粘る」当初のプランを貫いた。最初の50メートルは、世界記録を0秒12上回るペースで突っ込んだ。その分、後半は「異常なほど苦しかった」。疲れで浮いてくる体を必死に前進させ、最後まで粘り切った。

 磨いたパワーが快記録を呼んだ。6月から指導を受ける三木二郎コーチの下、1カ月ほど前から練習前後に懸垂を取り入れた。当初は5回がギリギリだった。現在は10回以上をこなす。「毎日懸垂をしてパワーがついていたから前半のタイムも自然と上がっていた」。力強く水をとらえ、自らの想像をも超えるスピードに乗って進んだ。

 56秒08は2016年リオデジャネイロ五輪の銀メダルに相当する。55秒48の世界記録保持者、サラ・ショーストロム(スウェーデン)の背中がうっすらと見えてきた。2年後への期待も高まる状況で18歳は冷静だった。「まだまだ(世界記録には)0秒6も遅い。東京五輪での金メダルは、サラの記録を抜かしてから宣言したい」(川峯千尋)

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