PR

スポーツ スポーツ

【大相撲名古屋場所】御嶽海が賜杯へ勢い 魁聖から初白星で無傷の11連勝 近付く優勝への実感は「まるっきりなし」

支度部屋で記者に囲まれる御嶽海=18日、ドルフィンズアリーナ(撮影・岩川晋也)
Messenger

 御嶽海の一人旅が止まらない。初日からの勝ちっ放しは11日目まで伸びた。賜杯へ近づいている実感は「まるっきりなし」とそっけない。ただ、日に日に大きくなる場内の声援は初優勝が迫っていることを物語る。

 身長で15センチ、体重で37キロも大きい巨漢の魁聖を相手に策を講じた。圧力をまともに受けないように立ち合いで体を左にずらした。前に出ながら左を差し、巻き替えられると右を差した。速い相撲で押し出し、「考えてやれた」とうなずいた。

 殻を1枚ずつ破っていく毎日だ。前日は三役10場所目で初めて2桁白星を挙げ、「ようやくだからめっちゃうれしい」とにっこり笑った。この日は過去4戦全敗だった苦手を初めて下し、「大きいと思います」と成長に手応えをつかんだ。

 歓喜の瞬間は近いようで遠い。この日の一番を土俵下で見守った藤島審判長(元大関武双山)は「御嶽海には勢いがある」と認めつつ、「2差で横綱が走っているのとは違う。経験もないし、これから硬さが出てくる」と指摘した。

 12日目は大関高安が相手。格上との対戦は今場所初となる。「そう簡単に勝てる相手じゃないので、しっかり準備しないといけない」。かど番脱出へ必死で白星をつかみにくる実力者との取組は優勝争いを占う大一番となる。(奥山次郎)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ