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【女子ゴルフ】挫折糧に…涙の逆転 有村智恵6年ぶり優勝 米挑戦「今は楽しい思い出」 サマンサタバサ・レディース最終日

表彰式で、東北高校在学時の同級生・原江里菜から電話で祝福され、涙する有村智恵=15日、茨城県阿見町のイーグルポイントゴルフクラブ(撮影・戸加里真司)
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 最終18番(パー4)で2.5メートルのバーディーパットを沈めた有村は何度もガッツポーズ。首位を2打差で追った最終日、スコアを6つ伸ばして13アンダーで逆転優勝である。2012年の日本女子プロ選手権以来、6年ぶりの美酒に涙をにじませた。

 「苦しかった日々が頭をよぎって…」

 日本ツアーを牽引したエースは、13年から米国に新天地を求めたが、予選落ちの日々。原因は渡米前に痛めた左手首痛の悪化に加え、米ツアーの過酷さ。日本以上に飛距離を要求されるコース設定、広大な土地での時差などで自身を見失った。

 米ツアーに挑戦した1年目の秋には「何をやっても思うようにいかず、心が死んでいた」。それを救ってくれたのが東北高で2年先輩の宮里藍だった。「ありのままの姿が好き」と肩の力を抜くよう助言を受けた。

 「あの頃、いい時の自分に早く戻りたいという焦りばかり。先輩の言葉で、去年より、先週よりはいいって思うようになった。楽になった」

 2年前、結果も残せず米国から帰国。日本ではシードも失い、選考会から出場という苦難の道を歩んだが、見事に復活した。「時間はかかったけど、今はアメリカの経験も楽しい思い出です。技術的にも以前より上手になっていると確信してますよ」。30歳のベテランは、苦労を糧に大きくなっていた。

(清水満)

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