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【プロ野球】12年ぶりの球宴 松坂大輔、1回5失点も清々しさ 「パのバッターが凄い」

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12年ぶりの球宴 松坂大輔、1回5失点も清々しさ 「パのバッターが凄い」

投球する中日・松坂大輔投手=13日、京セラドーム大阪(撮影・森田達也) 投球する中日・松坂大輔投手=13日、京セラドーム大阪(撮影・森田達也)

 12年ぶりの球宴。全パの強打者にこてんぱんにされた。それでも全セ・松坂(中日)の表情はすがすがしかった。「悔しさというより、パ・リーグのバッターのスイングがすごいと感じさせられた」。夢の舞台に再び立ち、真っ向勝負ができたことがうれしかった。

 色とりどりのスタンドから大歓声が起きる中、背番号99はマウンドに立った。一回、先頭の秋山(西武)にフルカウントから右翼席に運ばれた。さらに吉田正(オリックス)に中前適時打を許し、森(西武)にも右翼席への3ランを浴びた。

 この回5失点で降板。試合前に力勝負と言っていた通り、すべて直球系の球だった。松坂によると、カーブやスライダーなどのサインも決めていたが、捕手の会沢(広島)が出さなかったという。代名詞だった直球は今では130キロ台。「改めて緩急の大事さが分かった」と苦笑いだった。

 もっとも松坂にとっては、この場所にいることに大きな意味がある。2015年に日本球界に復帰。ソフトバンク在籍3年間で登板はわずか1試合だった。戦力外になり、今季中日に拾われて復活を果たした。球宴前に背中を痛めるハプニングもあったが、それも乗り越えての登板だった。

 14日の第2戦では、代打出場の可能性も取り沙汰されている。松坂は「余裕があれば立ってみたい」とまんざらでもない様子。「平成の怪物」が平成最後の球宴を存分に楽しんでいる。(浜田慎太郎)

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