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【ウィンブルドン】セリーナ、8度目制覇に存在感 「娘と家族と戦う喜び」

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【ウィンブルドン】
セリーナ、8度目制覇に存在感 「娘と家族と戦う喜び」

 女子シングルス準々決勝 サーブを放つセリーナ・ウィリアムズ=ウィンブルドン(共同)  女子シングルス準々決勝 サーブを放つセリーナ・ウィリアムズ=ウィンブルドン(共同)

 【ウィンブルドン=岡部伸】聖地を7度制した元女王のセリーナがギアを上げてきた。昨年9月長女を出産後、2度目の四大大会出場で、先制されながら自己最速の約196キロのサーブなどで逆転勝ちで2年ぶりの4強入り。「タフなマッチを制して勝ち上がれてよかった」と素直に喜んだ。

 母親になり、気持ちを落ち着かせて戦った。第1セットは今大会初めて失ったが、「相手のジョルジ(イタリア)が良すぎた」と思って、「自分はいいプレーをしている」と自分に言い聞かせた。残り2セットは持ち味の強打と高速サーブがさえ、「目標通りに勝ち上がれて、少し驚いている」という。

 今年3月復帰したが、1位だった世界ランキングは産休中に降下し、四大大会復帰戦となった6月の全仏ではノーシード。ウィンブルドンでは、ランキングが183位ながら過去の実績を考慮して第25シードとなり、シードされなかった選手から批判が集中した。準決勝進出で批判を封じる形となった。

 4強に残った4人のうちウィンブルドンで優勝経験があるのはセリーナだけだ。2年前に決勝で涙をのんだケルバーは「強いセリーナが戻ってきた。彼女こそ今大会ベスト選手で王者だ」と警戒する。

 全仏で痛めた胸襟の痛みはもうない。疲れもない。

「娘と家族と戦い勝利する喜びができた」という元「芝の女王」は通算8回目の優勝に向けて存在感が増してきた。

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