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【上原浩治の野球Life in巨人】11年ぶりに日本のオールスター出場へ 光栄で感謝…でも「気持ち的には複雑」 

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【上原浩治の野球Life in巨人】
11年ぶりに日本のオールスター出場へ 光栄で感謝…でも「気持ち的には複雑」 

6月30日の中日戦、2番手で登板し、1イニングを無失点に抑えた巨人・上原浩治=ナゴヤドーム(岩川晋也撮影) 6月30日の中日戦、2番手で登板し、1イニングを無失点に抑えた巨人・上原浩治=ナゴヤドーム(岩川晋也撮影)

 6月29日の中日戦前には、相手の20歳、藤嶋健人投手からアドバイスを求められた。経験豊富なベテランは他球団の選手にとっても教材になっている。球宴ではさらに多くの選手とふれ合うことになる。

 「聞きたいという気持ちがあれば、閉ざすことはない。そこに敵味方は関係ないです。僕が言ったことが後々生きてくるのであれば、あのときしゃべってよかったなと思える。これから気になる選手の一人にもなりますね」

 14年のレッドソックス時代には、米大リーグのオールスターにも出場。打者1人と対戦し、三振を奪っている。貴重な経験だ。

 「アメリカは30チーム。選ばれること自体がすごいことだと感じていた。ましてや1試合で戦う。(真剣勝負で)そんなに笑顔はなかったです。当時はワールドシリーズ(優先ホーム開催権)がかかっていましたから」

 自身の状態は上向き。日本の野球に対する感覚も戻り、一時期のような不安定な投球はなくなってきた。6月30日には久々に勝ちパターンで起用され、ホールドもマークした。

 「良い感じにはなっている。勝っていようが負けていようが、点差があろうがなかろうが、そこで抑えて、信用・信頼を取り戻さないといけない。言われたところで結果を出すしかない」

 上原がマウンドに上がると、本拠地、敵地関係なく大きな歓声が起こる。魂のこもった投球はそれだけファンの心を打つものがある。球宴が終われば勝負の後半戦。なかなか波に乗りきれないチームに、活力を与える役目を担っている。(取材・構成、田中充、浜田慎太郎)

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