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【チェックEYE】W杯イングランド代表、伝統と新しさが融合 野々村芳和氏

スウェーデン―イングランド戦の後半、スウェーデンのベリ(手前)のシュートをセーブするイングランドのGKピックフォード(右)=サマラ(共同)
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 スウェーデンと対戦したイングランドの完勝だった。ゲーム展開は予想されたもので、堅守のスウェーデンからどう1点を取るかに注目していたが、均衡を破ったのはやはりセットプレーだった。イングランドは今大会、セットプレーからの得点が本当に多い。準決勝でも、強力な武器となるだろう。

 特別な選手はいないものの、いい選手がそろっている。スターリングは何かを起こしそうな雰囲気があった。トリッピアーの右サイドでの労を惜しまぬプレーは、非常に効いていた。好セーブを連発したピックフォードからは、GKの重要性を再認識させられた。いいGKのいるチームは、見ていても面白い。

 今大会のイングランドは、いい意味でイングランドらしくない。簡単に蹴ることはせず、ボールを大事にするとの意思統一がなされている。一方で、頑強さやセットプレー、ハードワークといった長所も失っていない。伝統と新しさが、バランスよくミックスされている。

 10年ほど前にドイツから受けた感覚を今、イングランドから感じる。国やサッカー協会が新たな方向性を示し、サウスゲート監督と柔軟性のある若い選手たちがそれを実践している。イングランドのような伝統国がチャレンジし、変化してきているのをみると、サッカー人として刺激になる。(J1札幌社長、Jリーグ理事)

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