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【ロシアW杯】メッシが神がかりの今大会初得点 守備にも奔走、アルゼンチンの苦境救う

前半、先制点を決め喜ぶアルゼンチン代表のリオネル・メッシ=ロシア・サンクトペテルブルク(撮影・中井誠)
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 【サンクトペテルブルク=五十嵐一】ようやく世界待望の得点が生まれたのは前半14分だった。メッシは勝利が必須のチームを勢いづける先制点。「難しい試合になることは分かっていたが、勝つ自信はあった」。苦境を乗り越え、胸を張った。

 世界でメッシだけがなしうる得点だった。バネガのロングボールにタイミングを合わせ、全速力でナイジェリア最終ラインの裏に抜け出した。

 トップスピードの状態で左太ももでトラップすると、ボールが落ちる前に左足つま先で柔らかく相手DFの足が届かない前方へ。この一連の完璧な技術で完全に出し抜くと、GKの位置をよく見て利き足ではない右足でサイドネットを揺らした。

 両手を広げて疾走。スタジアムが揺れるような大歓声に包まれる中、両手の人さし指を天に突き上げ、目を閉じて感慨に浸った。

 W杯は通算3大会で得点。常に比較されてきたマラドーナに並ぶ金字塔だ。常に比較されてきたが、W杯を制した前任者に比して、代表ではまだ何のタイトルも取っていない。だからこそ勝利への欲望を示した。

 前半34分のFKがポストを叩いた以外は、ブロックを固める相手に捕まり続けたが、ロホの得点が生まれてからは鬼気迫るスライディングやプレスで最前線からリードを守るため戦った。

 今大会通算100ゴール目でチームを決勝トーナメントに進めたが、1回戦の相手はフランスと強敵だ。「すごいチームだし、タフなゲームになるだろう」。祖国の英雄に肩を並べるためにも負けるわけにはいかない。

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