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【プロ野球】ヤクルト・石川、強打の西武にも臆せず 七回途中1失点で通算160勝到達

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【プロ野球】
ヤクルト・石川、強打の西武にも臆せず 七回途中1失点で通算160勝到達

スタンドの声援に応えるヤクルト・石川雅規=県営大宮球場(撮影・山田俊介) スタンドの声援に応えるヤクルト・石川雅規=県営大宮球場(撮影・山田俊介)

 強打の西武打線が相手でも、ヤクルトの石川は臆することなく打者の内外角を丁寧に突いた。七回途中まで3安打1失点で4勝目。通算勝利数は160勝に到達、交流戦の通算勝利数は23勝で歴代4位タイ。「一つ一つの積み重ねです」と静かに喜びをかみしめた。

 直球の大半が130キロ台。シンカー、カットボールといった多彩な変化球でかわしていく。六回に1点を失ったが、西武の1番秋山、3番浅村といった強打者は無安打に抑え、最少失点。「思い切って(打者の)両サイドを突こうと思った。攻められたのがよかった」と語気を強めた。

 期する思いがあった。この日バッテリーを組んでいた捕手の中村が四回、頭部に死球を受け負傷交代した。警告試合となったが、「ああいうこと(負傷交代)があって、よりいっそう気持ちが入った。彼のためにも勝ちたかった」と石川。今季初めてバッテリーを組んだ井野とリズムよく試合を作った。小川監督も「丁寧に投げていた。それに尽きる」と好投をたたえた。

 チームは交流戦で10勝2敗と好調で、早々と9年ぶりの勝ち越しを決めた。最大「11」あった借金は「1」まで減り、完済目前。「これからも腕を振って、(白星を)積み上げていきたい」と石川。167センチの左腕が、好調なチームを牽引(けんいん)していく。(浅野英介)

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