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【ラグビー通信】国籍必要なのは7人制の五輪のみ 複雑な代表資格から生じる難しさ

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【ラグビー通信】
国籍必要なのは7人制の五輪のみ 複雑な代表資格から生じる難しさ

ラグビー7人制男子日本代表候補を指導する岩渕氏(左端)。代表メンバー選出には国籍の問題が大きく関わってくる ラグビー7人制男子日本代表候補を指導する岩渕氏(左端)。代表メンバー選出には国籍の問題が大きく関わってくる

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の欧州予選をめぐり、国際統括団体のワールドラグビー(WR)は選手の代表資格に問題があったとして、欧州代表として開幕戦で日本と対戦予定だったルーマニアの出場権を取り消した。背景には、必ずしも国籍を必要としない代表資格の規定があるが、このラグビー固有の代表資格が、五輪をめぐっても、整合性がとれない状況を生じさせている。

 ラグビーでは、他国での代表歴がなければ、3年(2020年12月31日からは5年)以上継続して居住している国や両親、祖父母の出身国の代表になれる。ルーマニアは欧州予選で、7人制でトンガ代表としてプレーしたことがある選手を起用したとして、W杯日本大会の出場資格を取り消された。

 一方で7人制は2016年リオデジャネイロ大会から五輪競技となったが、五輪やアジア大会は国籍がなければ代表になれない。リオ五輪の際には、14~15年のワールドシリーズ(WS)が五輪予選と位置づけられ、五輪同様に国籍保持者に出場が限られ、男女とも上位4チームに五輪出場権が与えられた。

 20年東京大会も同じ方式をとるなら、18~19年のWSが五輪予選になる。6月から男子ヘッドコーチに就任する岩渕健輔氏は「リオと同じ方式になると想定し、準備を進めている」と語る。

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