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【大リーグ通信】「選手」ではないのに「選手」のよう 44歳イチローの超異例契約の不思議

イチローの役割は多彩。5月12日のタイガース戦では臨時コーチとしてベンチ入りし、メンバー交換を行った(ロイター)
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 どの世界でもヒーローとかレジェンドと呼ばれる人物には“謎”とか“疑問”があまたあるのが常だが、メジャーのレジェンド、イチローも例外ではない。引退しないまま球団フロントという前代未聞の契約をマリナーズと結んだことで、さらなる謎が加わった。「2001年、不可思議な選手はやってきた。そして今また始まる。特別な選手のための、特別な環境となった」(USA TODAY紙)などと、全米メディアは“解明”に躍起になっている。

 メジャー野手最年長選手、44歳のイチローは5月3日に事実上の戦力外通告を受け、今季今後の試合に出場しないことが発表された。球団会長付特別補佐という肩書ながら引退ではなく、ユニホームを着てチームに同行、試合中にベンチ入りできない以外は、これまで通りで過ごすことも認められた。100年をはるかに超えるメジャーの歴史の中でも前例がない、異例中の異例となったイチローの処遇。それ以降、全米メディアは理解に懸命だ。

 AP通信は「マリナーズはイチローをベンチ入りできる25人枠からもメジャー枠の40人枠からも外し、選手契約を解除した。ただ、引退という言葉は適当ではない。この先、マリナーズの選手として戻る機会は閉ざされていないからだ」と不思議な契約内容を説明した。

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