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【体操】19歳谷川翔 絶対王者の内村航平を破り「夢みたい」

表彰式に臨む(左から)白井健三、谷川翔、内村航平=29日、東京体育館(撮影・山田俊介)
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 最後に演技した予選1位、白井の点数を見届けると、新王者の座をつかんだ谷川翔のあどけなさが残る笑顔がはじけた。順大2年、19歳2カ月で最年少の日本一。10連覇中だった内村も破り「まさか勝てるとは思わなかった。実感がわかない。夢みたい」と、素直に驚きを表現した。

 2種目目のあん馬で勢いに乗った。重力を感じさせない軽やかな動きで高難度技を連発。14.700の高得点で1種目目の床運動を終え1位だった白井を抜き、最後まで首位を守った。

 順大4年で2つ年長の兄、航(わたる)の後を追い小学1年で体操を始めた。中学3年時の全国中学校体育大会で個人総合優勝。千葉・市船橋高3年時には全日本選手権個人総合10位に入り注目を集めた。

 昨春の順大進学後は逆風が吹いた。昨夏には高校2年から悩まされてきた腰痛が悪化。満足な練習が積めなかった。昨年末から症状が改善し「やっと自分の体操が戻ってきた」という。短期間で頂点まで駆け上がった。

 足の指先まで美しくそろった動き、柔軟性や完成度の高さは「正しい体操」と内村も認める。一方で技の難度を示すDスコア(演技価値点)は物足りない。2020年東京五輪の代表争いを見据え「今年からどんどん結果を残して、日本一の自覚を持って世界一も目指していきたい」と宣言した。(川峯千尋)

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