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【ハリルホジッチ氏会見】詳報(4)「丹羽は広島から私を尋ねてきて『ありがとう』と言った」

記者会見する日本代表のハリルホジッチ前監督=日本記者クラブ(撮影・蔵賢斗)
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 「(昨年12月の)韓国戦のあとにも解任を考えたという話も聞いた。私も少しは理解できる。W杯より日韓戦が重要なことは分かっている。だから、私から全てを話したいと思った。監督は難しい思いをするものだ。そういった経験はしている。まだまだ話したいことはある。質問に答える形で話したい」

 以下は報道陣との質疑

 --解任に至った経緯の中で協会にはどういう思惑があったと思うか?

 「会長から言われたのは選手、コーチとのコミュニケーションや信頼が薄まったということだった。なぜか、最後の遠征(3月)で弱まったようだ。それまでの3年間ではなにも問題はなかったと認識している。私が疑問に思っているのは、誰とのコミュニケーションなんだろうかということだ。解任後、選手からは励ましのメッセージをもらった。『問題は存在しなかった。個人的には成長できた。厳しい監督だったけど、そのおかげで今の自分がある。感謝したい。厳しい時間、苦しい時間、うれしい時間もあった』と。時間があまりないから、全部は読めない。ベテランから若手に至るまで、多くのメッセージをもらった。

 トレーナーからももらった。『厳しさも苦にせず、3年間一緒に戦い、成長できた。父のようだった。親しみを持って叱ってくれたのではないかと思う。3年間に感謝する。1人の男としてここまでにしてくれたのはバヒドのおかげ』と。

 テクニカルコーチからももらった。『悪いハプニングだ。信じられない』と書いてある。

 もう1つある。(J1広島の)丹羽大輝を1度(※実際には2試合)起用した。彼は広島から飛行機で私を尋ねてきて、『ありがとう』と。たった1回だけの起用だった。それもBチームだったのにだ。

 現実はどうなっているのかよく分からない。質問にきちんと答えているかわからないが、もう1つ言いたい。日本代表は非常に家族的なチームで大きな家族という感じで仕事をしてきた。外国人は外国人、日本人は日本人と別れるのではなく、みんなで食事をとった。食事会は私が支払ったが、タダメシだと思うと、みんなよく食べたよ。W杯の出場権を手にしてから、言わない方がいいことだが、1人1人にプレゼントをした。バヒドは見た目ほど憎たらしくないと思ってもらえたかもしれない。ピッチでは厳しいかもしれないが、私はいつもいつも厳しいわけではないんだ」

 --サポーターにメッセージを

 「今までにこういったことはなかったし、深く傷ついた。なんでだろうと思って、日本に来た。町を歩けば、何が起きたのかとみな質問してくる。私も会長に質問したい。私の得意分野である最後の詰めという仕事をさせてくれなかった。私は(アルジェリアを率いた2014年W杯)ブラジル大会でもいい監督だったと思うし、日本でもいい仕事をした。だが、続きはもうできない。ここからというときに仕事ができなくなった。とても傷つくよ。サポーターには感謝する。このようにサポートしてくれる人がこんなにいることは今まではわからなかった」

=(5)に続く

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