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【再び夢舞台へ】ママアスリート、谷真海の挑戦 腰痛との闘い支え10年 万全ケア、力引き出す

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 原因は明らかだった。義足を履く右で、ハードな練習の衝撃を受け止め続けた代償だ。十分なトレーニングで体の土台ができる前から競技に打ち込んだ負荷がずっとかかっていた。医師の判断は手術には踏み切らず、ケアで乗り切るというものだった。体幹を鍛え、患部周辺を筋肉のよろいで守るためのトレーニングを本格化。知人の紹介で出会った佐藤さんやほかのトレーナーから多くのサポートを受け、ケアにも努めることになった。

 パラトライアスロン転向後は、バイク(自転車)に乗るときなど、長時間にわたって体の軸を保つための負荷がかかるようになった。スイムの練習によって上半身に疲労も蓄積。同じ腰の痛みでも、原因が走り幅跳び時代とは違うことを知った。ケアの重点箇所が一見、腰とは無関係に見える肩甲骨になったのもこのためで、佐藤さんは「泳ぐとき腕が上がればその分だけこぎ出すリーチも伸びる」と、ケアによって肩の可動域を広げる重要性も強調する。

 日々のトレーニングの成果もあり、佐藤さんは「筋肉の状態は20代」と明かし、「1センチでも動きやすくなれば感覚でわかることに優れている。こちらも、やりがいもある」と話す。もちろん、いまでも一番怖いのは再発のリスクだ。「わかりやすくいえば、割れた茶碗(ちゃわん)を接着剤でつけたような状態。もう一度、落とせばその部分が割れる」。ケアの2~3割は再発防止に意識を置いている。

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