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【ボストンマラソン】川内優輝、伝統の大会制した歴史的偉業

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【ボストンマラソン】
川内優輝、伝統の大会制した歴史的偉業

2時間15分58秒でゴールする男子優勝の川内優輝=ボストン(ロイター) 2時間15分58秒でゴールする男子優勝の川内優輝=ボストン(ロイター)

 伝統の大会に「川内優輝」の名が刻まれた。川内が優勝したボストン・マラソンは格式が高い。第1回の開催は1897年。今回が122回目という世界最古の歴史を誇る。世界規模の大会では初めて、女子や車いすランナーの参加を認めたことでも知られている。

 男子マラソンはアフリカ勢の躍進などによって一気に高速化し、近年は記録への注目が高まっている。ボストンは国際陸連が求める条件を満たしていないため公認記録とはならないが、起伏に富むタフなコースを制したランナーは「強者」として称賛される。

 日本人で過去に優勝したのは、元世界記録保持者の重松森雄やメキシコ五輪銀メダリストの君原健二、瀬古利彦らそうそうたる顔ぶれだ。

 乾坤一擲の勝負をものにした公務員ランナーは彼らに肩を並べ、2006年に創設された世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」のレースで初めて優勝した日本人にもなった。歴史的な栄光と言っていい。

 ボストンの優勝者は50年後の大会にゲストとして招待される。81歳となる川内は、まだまだ元気な現役ランナーとして参加するかもしれない。(宝田将志)

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