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【ボクシング】ベルト剥奪の比嘉がプロ初黒星 連続KO記録は15でストップ 体重超過、重い代償

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【ボクシング】
ベルト剥奪の比嘉がプロ初黒星 連続KO記録は15でストップ 体重超過、重い代償

8回、クリストファー・ロサレス(右)と打ち合う比嘉大吾=横浜アリーナ 8回、クリストファー・ロサレス(右)と打ち合う比嘉大吾=横浜アリーナ

 比嘉がベルト、連続KO勝利記録、パーフェクトレコードのすべてを失った。体重超過によってベルトを剥奪され、ロサレスに9回TKO負け。ショックで取材に応じられず、所属ジムの具志堅用高会長によると「ごめんなさい」と泣きじゃくるばかりだったという。

 完敗だった。リーチが20センチ近く長いロサレスが選んだ、比嘉の土俵だったはずの接近戦で、自慢の豪打は影を潜め手数、有効打とも圧倒された。最終的には具志堅会長らの判断で、棄権の意思をレフェリーに伝えた。

 体が大きくなり、毎試合のように減量に苦しんできた。前回防衛戦との間隔はわずか2カ月あまり。具志堅会長は「2カ月ちょっとは短すぎた。試合をさせた私の責任で、本人には悪いことをしてしまった」と目に涙を浮かべた。

 体重超過でボクシング界の信頼を失墜させた。プロ初黒星で自身の名声も地に落ちた。視界に入っていた世界進出も遠のいた。「今後のことは休ませてから考えたい」。順風満帆だった沖縄県出身の師弟が試練の時を迎えている。(奥山次郎)

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