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【泳ぎそして想う】平昌のいいムードを東京へ 競泳ヘッドコーチ・平井伯昌

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 競泳日本一を決める日本選手権の開幕が4月3日に迫ってきた。今年は夏のパンパシフィック選手権とアジア大会の代表選考レースでもある。私は現在、教え子の萩野公介(ブリヂストン)や大橋悠依(東洋大)らとスペインで合宿中だ。彼らの元気な姿を見ていると、日本チームにとっていい大会になるという期待が膨らんでくる。

 日本チームはいい流れに乗っている。勢いをつけてくれたのが、日本新記録を連発する女子の池江璃花子(ルネサンス亀戸)や男子の中村克(イトマン東進)だ。池江は1~2月に短水路(25メートルプール)と長水路(50メートルプール)の計6種目で、中村も2月に長水路の50メートルと100メートル自由形で日本新記録を打ち立てた。

 世界大会で個人のメダルを取るという強い意志を持つようになった中村の充実ぶりはとりわけ目を引く。自由形のスプリント系種目は日本の弱点だった。しかし、中村が100メートルでマークした47秒87はリオデジャネイロ五輪であれば表彰台まで0秒02差の4位。昨年の世界選手権であれば2位タイに相当する。十分にメダルを狙える力を備えつつある。

 池江や中村の奮闘が他の日本人選手に与えた影響は見逃せない。昨年の日本選手権で女子の200メートルと400メートル個人メドレーを制した大橋は刺激を受け、自身が持つ日本記録を更新しての大会連覇に意欲を燃やしている。大橋と池江、中村はナショナルチームの仲間だ。所属クラブが異なっていても互いを刺激し合える現状は、ナショナルチームが進める通年活動化の成果でもある。

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