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【再び夢舞台へ】ママアスリート、谷真海の挑戦 “生命線”支える職人の力 新たな義足開発へ

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【再び夢舞台へ】
ママアスリート、谷真海の挑戦 “生命線”支える職人の力 新たな義足開発へ

谷真海(右)と義足の調節について話し合う義肢装具士の臼井二美男さん(東京語荒川区、義肢装具サポートセンター) 谷真海(右)と義足の調節について話し合う義肢装具士の臼井二美男さん(東京語荒川区、義肢装具サポートセンター)

 東京・築地にある「国立がん研究センター」は、谷が早大時代に義足になった医療施設だ。「同センターからは、真海ちゃんが初めての患者でした」。臼井は振り返る。いまでは毎年、スポーツ用の義足も依頼が舞い込む。“勇気”のバトンが受け継がれている。(田中充、写真も。掲載随時)

 ■谷真海(たに・まみ)1982年3月12日、宮城県生まれ。旧姓・佐藤。早大時代に骨肉腫を発症し、20歳のときに右足膝下を切断して義足生活に。2003年1月から高校時代以来の陸上競技を再開。女子走り幅跳びで04年アテネ大会から12年ロンドン大会まで3大会連続でパラリンピックに出場。16年からはトライアスロンに転向した。サントリーに勤務する傍ら講演などでパラリンピックの普及・啓発にも取り組む。14年に結婚し、15年春に第一子の長男を出産した。

 ■臼井二美男(うすい・ふみお) 1955年、前橋市生まれ。28歳のとき、鉄道弘済会の門を叩き、義肢装具士の道に入る。89年、日常生活用の義足に加え、競技用義足の製作を開始。義足を装着した切断障害者の陸上指導に当たり、2000年のシドニー、04年のアテネパラリンピックで日本代表選手団にメカニックとして同行した。現在も一般患者からアスリートまで幅広い顧客を持ちながら、陸上指導を続けている。

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