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【月刊パラスポーツ】パラアイスホッケー・熊谷昌治 いざ平昌へ「競技の火 絶やさない」

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【月刊パラスポーツ】
パラアイスホッケー・熊谷昌治 いざ平昌へ「競技の火 絶やさない」

平昌パラリンピック最終予選のスウェーデン戦で、攻め上がる熊谷(手前) =10月、スウェーデン(共同) 平昌パラリンピック最終予選のスウェーデン戦で、攻め上がる熊谷(手前) =10月、スウェーデン(共同)

 迎えた前回ソチ大会の最終予選は、1勝しかあげられず敗退。スピード、シュートの正確性、ゴール前の判断力…。突きつけられた課題と向き合い、4年かけて今の得点力を培った。いまや中北浩仁代表監督が「世界のトップクラスに入ってきた」とたたえるエースへと成長した。

 来年1月に長野で開催される国際大会を経て、平昌代表17人が選出される。平均年齢は41歳と高齢化し、国内の競技人口は約40人で、今回出場を逃せばメディアへの露出も減り、競技存続の危機に陥っていただろう。

 平昌で結果を残し、裾野を広げる足がかりにしたい-。最近、その思いをさらに強くした出来事があった。最終予選を前に、高校1年の長男が野球部の仲間に父を応援してくれるように呼びかけていた。「すごいな」「かっこいいじゃん」。友人からの返信にはうれしい言葉が並んでいた。引け目に感じていた障害は、アイスホッケーと出会い「自慢できるもの」に変わった。3児の父として、日本のエースとして「なんとしても、この競技の火を絶やさせてはいけない」。そう心に決めている。

【用語解説】パラアイスホッケー

 下肢の障害者によって行われる。スケートの刃を2枚付けたそり(スレッジ)に座って乗り、両手に持つスティックで氷上をこぎ進みパックを打つ。リンクの広さや基本的なルールはアイスホッケーと同じで、試合は1ピリオド15分の3ピリオド制。同時にプレーするのはGKを含めて6人。選手交代は自由で、障害の程度によるハンディはなく、ボディーチェック(体当たり)も認められている。

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