産経ニュース

【広角レンズ】漫画やアニメでパラスポーツの魅力発信 知名度アップ期待も独特ルールなど課題も

スポーツ スポーツ

記事詳細

更新

【広角レンズ】
漫画やアニメでパラスポーツの魅力発信 知名度アップ期待も独特ルールなど課題も

井上雄彦さんが描き下ろした「TOKYO 2020 パラリンピックジャンプ Vol.1」の表紙イラスト(c)I.T.Planning,Inc. 井上雄彦さんが描き下ろした「TOKYO 2020 パラリンピックジャンプ Vol.1」の表紙イラスト(c)I.T.Planning,Inc.

 都は平成27年度から、パラスポーツへの理解を深めてもらおうと、その魅力を漫画や映像で発信する「Be The HERO」プロジェクトを始めた。都が昨年行った世論調査によると、パラスポーツに「関心がある」と答えた人は全体の58%で前年より13%増えた半面、この1年間に実際に競技会場などで観戦経験のある人は1・3%にとどまっている。

 都は現在、プロジェクト第2弾の新作映像を制作中で、安達さんは「2020年には『会場で応援したい』と思ってもらえるとうれしい」と意気込む。

ヒーローも誕生!?

 一方で、制作における課題も多い。パラスポーツを扱った作品は、車いすバスケをテーマとした井上さんの「リアル」(平成11年開始)などごくわずか。競技のルールが独特なため、取材に多くの時間がかかり、描く際の表現方法も難しいからだ。集英社のムック本の発行人を務める田中純取締役は「以前は『特殊なスポーツ』という認識があり、書き手に身構える意識もあったのではないか」と分析する。

続きを読む

このニュースの写真

  • 漫画やアニメでパラスポーツの魅力発信 知名度アップ期待も独特ルールなど課題も

「スポーツ」のランキング