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【広角レンズ】漫画やアニメでパラスポーツの魅力発信 知名度アップ期待も独特ルールなど課題も

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【広角レンズ】
漫画やアニメでパラスポーツの魅力発信 知名度アップ期待も独特ルールなど課題も

井上雄彦さんが描き下ろした「TOKYO 2020 パラリンピックジャンプ Vol.1」の表紙イラスト(c)I.T.Planning,Inc. 井上雄彦さんが描き下ろした「TOKYO 2020 パラリンピックジャンプ Vol.1」の表紙イラスト(c)I.T.Planning,Inc.

 ブラインドサッカー編の原作は、「キャプテン翼」で知られる高橋陽一さんが担当。日本代表が磨き抜いたパスで王者・ブラジルに挑むストーリーで、独特のルールが自然と理解できる作りになっている。「トルネードタイガー」といった必殺技も登場する。

 「報道とドキュメンタリーだけでは魅力を伝えきれないが、アニメを加えることで幅広い層にアプローチできる」(上田和摩チーフプロデューサー)として、今後は紹介する競技数を増やし、総合テレビやEテレでも順次放送する。高橋さんは「(独特のルールなど)パラスポーツは“取っかかり”が難しい。作品をきっかけに、認知度が高まれば」と話す。

 漫画やアニメがきっかけで、スポーツ人気に火が付いたケースはよく知られている。

 高橋さんが昭和56年から手掛ける「キャプテン翼」では、国内のサッカー人気が急上昇し、プロを目指した選手も少なくない。平成2年に始まった井上雄彦さんの「スラムダンク」は、若者のバスケブームを呼び込んだ。

 「漫画やアニメは若年層に人気のあるコンテンツ。次世代を担う方々に、ぜひパラリンピックに関心を持ってもらえれば」。こう語るのは、東京都の安達紀子・パラリンピック部事業推進担当課長。

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