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【世界体操】白井、大技次々…別次元の強さ 3度目の世界一

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【世界体操】
白井、大技次々…別次元の強さ 3度目の世界一

男子種目別決勝の床運動で、H難度の「シライ3」を決める白井の連続合成写真(右から左へ)=モントリオール(共同) 男子種目別決勝の床運動で、H難度の「シライ3」を決める白井の連続合成写真(右から左へ)=モントリオール(共同)

 得意の床運動。「シライ」の名前が付く技が3つも入った難しさと美しさを両立する別次元の強さを見せ、白井は当然のように3度目の世界一に輝いた。

 初出場で3位となった個人総合に重点を置いたため、予選と決勝で計12種目もこなし、体と気持ちの状態が万端ではなかったという。金メダルが当たり前の状況にも打ち勝ち「ほっとした」と安堵(あんど)感がにじんだ。

 リオデジャネイロ五輪後に組み込んだH難度の「シライ3(伸身リ・ジョンソン)」を冒頭で豪快に決めて観客の驚嘆の声を誘うと、次にG難度の「リ・ジョンソン」、残る2つの「シライ」もまとめた。7・2点と高いDスコア(演技価値点)で他を圧倒し、出来栄えを示すEスコアも全体2位。今回最も美しい演技をする選手として贈られた「エレガンス賞」にふさわしい演技だった。

 卓越したひねりの技術と抜群の空中感覚で、高難度の構成を軽々と成功したように映るが「前の慣れていた構成に比べるとばたつきはある」。最初に大技が2つもあり、余裕がないという。ひねりの力加減を十分につかめないままで3つ目以降の跳躍系に臨んでおり、試行錯誤を続けて完成度を高めてきた。

 国内外で刺激をもらえるライバルがいない状況に「ある意味、慣れています。他の人を気にしなくていいのはすごく楽」と笑う。「(内村)航平さんも個人総合でこんな感じだったのかな」。予選で負傷棄権するまで6連覇してきた先輩の心境が分かる立場になってきた。

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