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【大屋博行のメジャースカウトの春夏秋冬】阪神の藤浪晋太郎が5年目でピンチ さらなる進化へのアクシデントなのか

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【大屋博行のメジャースカウトの春夏秋冬】
阪神の藤浪晋太郎が5年目でピンチ さらなる進化へのアクシデントなのか

9月に2軍戦で登板した阪神の藤浪。本来の投球はまだ戻っていない(塚本健一撮影) 9月に2軍戦で登板した阪神の藤浪。本来の投球はまだ戻っていない(塚本健一撮影)

 上下のバランスがずれれば、リリースポイントも安定しない。とくに、スライダーをはじめとした変化球でリリースが安定せず、抜け球が多い傾向にある。藤浪投手が自分の投球に自信を持てず、「もし打者に当てたらどうしよう」と、死球を恐れてもいる。

 WBCに向けた調整が大きな不振のきっかけとなっているが、実は昨年のシーズン中から似たような兆候が散見された。右打者に対して、外角にはっきりと分かるボール球が多かった。手のひらでボールをしっかりと把握できず、指で引っかけてしまっていたから起きる現状だ。

 これは、昨年から若い梅野隆太郎捕手とバッテリーを組むことになったことも一因になっていると思う。梅野捕手のリードは、外角主体の配球が特徴だ。長打を警戒し、内角を効果的に使わない。ただ、あまりに外一辺倒のリードだと、体が自然と早く開いてしまうようになるなど、投球フォームに影響を及ぼす。

 修正するには、下半身の安定が不可欠。縦の角度は減ってしまうが、投球時に踏み出す足の幅を広く取り直すのも有効だろう。また、キャッチボールの遠投からリリースポイントを意識し、最も力が伝わる投球フォームを固めなければいけない。ゼロからの再スタートともいえ、元に戻すというよりは、「新しい藤浪晋太郎」をつくる覚悟がいる。

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