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【大屋博行のメジャースカウトの春夏秋冬】阪神の藤浪晋太郎が5年目でピンチ さらなる進化へのアクシデントなのか

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【大屋博行のメジャースカウトの春夏秋冬】
阪神の藤浪晋太郎が5年目でピンチ さらなる進化へのアクシデントなのか

9月に2軍戦で登板した阪神の藤浪。本来の投球はまだ戻っていない(塚本健一撮影) 9月に2軍戦で登板した阪神の藤浪。本来の投球はまだ戻っていない(塚本健一撮影)

 阪神の藤浪晋太郎投手(23)が苦しんでいる。今季はこれまで以上に制球に悩まされ、プロ入り5年目で初めての2軍降格も味わった。投球時、無意識にできていた動作に支障をきたす「イップス」を疑う声すら上がる。大阪桐蔭高時代は甲子園春夏連覇を経験した右腕に、いったい何が起こっているのだろうか。

 投球回数に近い数の四死球を与え、そのほとんどが対右打者だ。もともと、右打者の内角高めへの抜け球は課題の一つだったが、今季の制球難は異常ともいえる。4月4日のヤクルト戦では9四死球と荒れ、畠山和洋内野手への死球では両軍入り乱れる乱闘に発展。無期限の2軍降格から8月に1軍復帰した後も、本来の投球は戻っていない。

 藤浪投手は昨オフ、メジャー経験の豊富な投手と自主トレーニングを行う中で、投球フォームを変更していた。さらなるレベルアップを図るとともに、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場を狙っていたからだ。WBCの使用球はメジャーのものに近く、日本よりも滑りやすい。そして、球場のマウンドもメジャー仕様に改造され、国内よりも硬く、掘れにくくなっていた。

 藤浪投手は対応するために投球の際の左足の踏み出しを狭めた。ところが、肝心の下半身の粘りがないため、腕と足の動き、タイミングがずれてしまったのだ。それが不調の原因になっているのだろう。

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