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【2018年平昌五輪】スキー関係者は懐疑的 セレモニーの枠超えた「南北共催」

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【2018年平昌五輪】
スキー関係者は懐疑的 セレモニーの枠超えた「南北共催」

2013年12月31日、朝鮮中央通信が北朝鮮の東部江原道に完工したと報じた馬息嶺スキー場(朝鮮中央通信=共同) 2013年12月31日、朝鮮中央通信が北朝鮮の東部江原道に完工したと報じた馬息嶺スキー場(朝鮮中央通信=共同)

 韓国の文在寅政権が、2018年平昌五輪の「南北共催」案を唐突に示した。過去の五輪では夏に2度、冬に1度、開会式での南北合同行進が行われている。今回示された聖火リレーの共催も含め、セレモニーの枠内といえるが、競技の「共催」となれば選手に多大な支障が出かねない。会場設備の安全が不安視されるのに加え、北の体制下で行われる大会は心理面にも負担を与えるからだ。

 スキー競技の一部を北朝鮮の馬息嶺スキー場で行う構想に、日本のスキー関係者からは懐疑的な声が聞こえてくる。平昌では、すでに全種目で本番会場を使ったテスト大会が行われ、各国の選手やスタッフがコースの起伏や傾斜、雪質などをチェックした。大会まで1年を切った段階で会場が変われば、これまでの情報収集や用具開発といった水面下の戦いが無意味になる。各国の混乱と反発は避けられない。

 同スキー場にはワールドカップ(W杯)をはじめとする国際大会の運営実績がほとんどない。仮に韓国側の支援があるとしても、降雪や風など予測困難な自然が相手のスキー競技では高いリスクをはらむ。

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