宇野選手は穏やかな表情で飛躍の大会を振り返った。

　－－世界選手権で初めてのメダル

　「（７位だった）昨シーズンはとてもつらく、涙のある試合になってしまった。その気持ちを晴らそうと臨んで、結果いい順位になってよかった」

　－－優勝した羽生選手と僅差だった

　「ＳＰ、フリーでベストの演技をしたが、ＳＰでミスした羽生選手に勝てなかった。まだまだ実力不足」

　－－多くの選手が複数の４回転ジャンプに挑んだ

　「４回転を多く跳んでも点数が伸びるし、よりきれいに跳ぶ人も点数が伸びる。（４回転を）極めた人が頂点に立つんだなと思った」

　－－４回転ルッツに挑戦するのか

　「今大会のエキシビションの練習で初めてやった。サルコーよりも感じはいいので、練習はしていきたい」

　－－来季は五輪がある

　「これまでやってきたことをこれからも続けていき、けがにだけは気をつけてもっともっと上を目指して頑張りたい」