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【スポーツ異聞】伝説のドラフト最多8球団競合、1989年組の面々が証明する野茂英雄の圧倒的な存在感

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【スポーツ異聞】
伝説のドラフト最多8球団競合、1989年組の面々が証明する野茂英雄の圧倒的な存在感

史上最多タイとなる8球団のドラフト1位競合の末に近鉄に入団し「トルネード投法」で一世を風靡した近鉄の野茂英雄 史上最多タイとなる8球団のドラフト1位競合の末に近鉄に入団し「トルネード投法」で一世を風靡した近鉄の野茂英雄

 プロ野球のキャンプが2月1日に始まり、12人のドラフト1位ルーキーもプロ生活を本格的にスタートさせた。最も注目を集めているのは、5球団が1位で競合したソフトバンクの田中正義投手(22、創価大)。そこで改めて歴史をひもとくと、錚々たる面々がそろった1989年のドラフトで史上最多タイとなる8球団の1位指名を受けた野茂英雄(48)の圧倒的な存在感が浮き彫りとなる。

 ドラフトの1位競合は栄誉であり、選手のスケールを測るバロメーターでもある。ただ、その価値は年によって大きく異なる。1人の選手の力が突出していれば競合覚悟で人気が集中するし、同等の力を持つ選手が複数いれば競合リスクを避けて人気は分散する。投手を中心に豊作といわれた昨秋のドラフトで、5球団が1位で競合した田中の評価は高かったといえる。

 しかし、上には上がいる。球史に残る豊作といわれる89年のドラフトで、8球団が1位で競合した末に近鉄へ入団した野茂だ。日本人選手が米大リーグで活躍する流れを作ったパイオニアであり、日米通算201勝を挙げた豪腕だ。競合球団の数もすごいが、最終的にドラフト1位でプロ入りした同期の面々もすごい。

 野茂の外れ1位では大洋の佐々木主浩が日米通算381セーブをマークして大魔神の異名を取り、同じく大リーグでもプレーしたロッテの小宮山悟はプロ通算117勝。ヤクルトの西村龍次と阪神の葛西稔も主力投手として長く活躍した。

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