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【横綱物語 私が知る稀勢の里】「負けず嫌い」「チームの中心」 少年野球時代の監督、岩瀬正和さん(68)

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【横綱物語 私が知る稀勢の里】
「負けず嫌い」「チームの中心」 少年野球時代の監督、岩瀬正和さん(68)

小学6年生の稀勢の里(前列中央)と岩瀬正和さん(後列左端)=平成10年11月、岩瀬正和さん提供 小学6年生の稀勢の里(前列中央)と岩瀬正和さん(後列左端)=平成10年11月、岩瀬正和さん提供

 打順は4番。ホームランを打つとみんな盛り上がって、常にチームの輪の中心だった。相手の強打者への攻め方で「監督、インコースはどうですか」とか聞いてきて、相当に負けず嫌いだなと思いました。

 一つだけ苦手だったのが長距離走。最後尾のハギちゃんの隣にくっついて励ましながら走ったね。ハギちゃんは苦手でも投げ出さずに走りきる。泣き言は言わない。試合に負けて悔しい顔はするけど、野球での涙は見たことがない。

 6年生のころ、小学生用のバットが小さくなって、お父さんに中学生用のバットを買ってもらったんだよ。声をかけたらニコニコ顔だった。うれしそうな、かわいい笑顔が忘れられない。その重いバットは軽々と振り回していたね。

 本当に野球に夢中だった。どうして相撲界に入ったんだろう(笑い)。中学でも野球を続け、強豪校から誘われたという話も聞いた。名門校で育てばプロへの可能性は十分と思っていたから、相撲部屋に入ると聞いたときは驚きました。

 体は固かったんだよ。柔軟体操でおれやコーチが背中を押して前屈の手助けをしても全然曲がらない。それを思うとよく相撲取りになったなあ。股割りができなくて泣いて帰ってくるんじゃないかと心配もした。

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