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【きょうの人】春高バレー2連覇の下北沢成徳エース 黒後愛(くろご・あい)さん18歳

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【きょうの人】
春高バレー2連覇の下北沢成徳エース 黒後愛(くろご・あい)さん18歳

春高2連覇を達成し歓喜する下北沢成徳の黒後愛=8日、東京体育館(宮崎瑞穂撮影) 春高2連覇を達成し歓喜する下北沢成徳の黒後愛=8日、東京体育館(宮崎瑞穂撮影)

 1年前にも経験した春高優勝と最優秀選手賞。だが、喜びの大きさは昨年とは比較にならない。「前回は3年生に引っ張ってもらった。今回は自分が中心となってやらなきゃいけなかった」。控えの冨沢麻里香主将(3年)に代わり、ゲーム主将として普段の練習からチームを引き締めた下北沢成徳のエースにようやく安堵の瞬間が訪れた。

 ノーシードから女王に駆け上がった前回と異なり、優勝メンバー4人が残り、注目の新人、石川真佑(1年)も加わった今季は春先から高校女子バレー界の大本命。選手に自主性を求める小川良樹監督の方針も踏まえ、自身が“鬼”になることを決めた。練習中に気の緩みを感じ取れば、後輩のみならず、同学年でも練習を止めて叱責した。

 「人に厳しく言うからには自分がやらなきゃいけない」。自主練習は一番遅くまで残り、朝練の準備は率先して手伝った。弱音をはける相手は限られ、姉の彩乃さん(23)らに電話などで感情をぶつけた。父親の洋さん(51)が、そんな娘の精神的な成長を感じ取ったのは準優勝に終わった昨年10月の岩手国体後。父の運転で栃木の実家に戻る際、「練習しなきゃ」と気持ちを切り替える姿に、「高校総体出場を逃し、悔しさを引きずっていた1年前とは全然違った」と振り返る。

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