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【大相撲九州場所】遠藤、大関3連続撃破 復調実感「うまくいっている」

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【大相撲九州場所】
遠藤、大関3連続撃破 復調実感「うまくいっている」

大相撲十一月場所四日日 遠藤ははたき込みで琴奨菊を破る=16日、福岡国際センター(撮影・山下香) 大相撲十一月場所四日日 遠藤ははたき込みで琴奨菊を破る=16日、福岡国際センター(撮影・山下香)

 左膝、右足首のけがに苦しめられてきた遠藤が、およそ2年ぶりに挑む上位戦で輝きを放っている。3日続けて大関撃破。連日九州の土俵を沸かせる人気者は「うまくいっている感じがする」と充実の序盤戦を振り返った。

 左は脇のあたりを押し、右で肩を押さえつけ琴奨菊の当たりを受け止めた。相手の足がそろったのを見逃さず、すかさず右に動きながらはたき込み。踏み込みがよく、圧力が十分に伝わっているからこそ引き技も決まる。

 自身最多の13勝を挙げた先場所後の秋巡業で稀勢の里に数日間稽古をつけてもらった。昨年春場所中に左膝を大けがしてからは相撲を取ることすら難しい時期もあっただけに、大関と胸を合わせ「少しずつ稽古できる日が増えている」とうれしそうな表情をしていた。

 今場所は昨年初場所以来となる横綱、大関戦総当たりの地位だ。「そこで自分の相撲が取れるようにやってきた」と待ち望んでいたからこそ、結果が出ることで自信は増す。けがの回復具合は「6、7割」と言いつつも「少しずついい方向に戻っている」。復調気配は実感している。

 この地位で大きく勝ち越せば、念願の新三役の地位も近付く。5日目は日馬富士とぶつかる。「頑張ります」とシンプルに意気込みを語った。横綱を倒せばさらに勢いづく。(藤原翔)

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