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【陸上】決勝進出の桐生「一度、全部リセットする」

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【陸上】
決勝進出の桐生「一度、全部リセットする」

男子100メートル準決勝で1着となり笑顔の桐生祥秀=2日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 男子100メートル準決勝で1着となり笑顔の桐生祥秀=2日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 100メートル準決勝を10秒12で通過した桐生が、右ふくらはぎに血をにじませながら引き上げて来た。スターティングブロックやスパイクのピンの位置などをリオ五輪のものから変えたことで、バランスが変化しスパイクでこすったという。

 「4年に1度の節目が終わったから、試せることは試していきたい」。

 日本人初の9秒台と決勝進出の期待が懸かったリオ五輪100メートルは10秒23で予選で敗退した。

 帰国の飛行機の中で動画を見返し、「やっぱり長所を伸ばさないといけない」と痛感した。苦手意識のあったスタートを重視しすぎた結果、持ち味の中盤の加速が今ひとつ伸びなかった。その反省から今大会はスタートを楽に出て、中盤で力を使う走法で臨んでいる。

 「一度、全部リセットする。リレーであれだけ走れて、個人で走れない訳がない」。切り替えのうまさは桐生の長所。2020年、そして10秒の壁突破に向け、すっきりした顔で一歩目を踏み出した。(宝田将志)

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