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【J・今節の走り屋】第1ステージ(8)柏のMF中川が「2冠」 走行距離、ダッシュ回数で初のトップに 

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【J・今節の走り屋】
第1ステージ(8)柏のMF中川が「2冠」 走行距離、ダッシュ回数で初のトップに 

柏・中川の第1ステージ第8節(鹿島戦)のヒートマップ。赤、橙、黄、緑の順に頻繁に動いた場所を表している(データスタジアム提供) 柏・中川の第1ステージ第8節(鹿島戦)のヒートマップ。赤、橙、黄、緑の順に頻繁に動いた場所を表している(データスタジアム提供)

 4月24日に行われたJ1第1ステージ第8節で、最もピッチを駆け回った選手は柏のMF中川寛斗だった。90分間に13・769キロメートルを走り、時速24キロメートル以上を出したスプリント(ダッシュ)回数は39回をマーク。いずれも初めての1位に輝いた。チームも鹿島に2-0で勝利し、リーグ戦3連勝。現役Jリーガーで最も背の低い身長155センチの小兵が、チームに勢いをもたらしている。

 柏ユース出身のプロ4年目。子供のときから小柄だった21歳は、「背の低い大勢の選手に夢を与えたい」と大志を持つ。今季はその思いに違わぬ活躍を見せている。

 第5節まで出場機会はなかったが、第6節から先発の座を勝ち取った。素早くピッチを駆け周り、DFの間をするりと抜ける動きは見事。柏関係者は「中川が長い距離を走って相手選手を引きつけ、空いたスペースを別の選手が有効に使えている」と貢献度の大きさを語る。

 攻撃的MFの右で先発出場した鹿島戦。豊富な運動量で敵陣をかき乱したほか、攻撃にリズムをもたらす好パスを何本も供給した。後半18分には、伊東純也が右サイドを駆け上がるのを見逃さず、絶妙のスルーパス。これがチームの2点目につながった。

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