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【競泳】男子400メートル個人メドレーの萩野、2度目の五輪切符は記録に不満

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男子400メートル個人メドレーの萩野、2度目の五輪切符は記録に不満

レース後のインタビューを終え、瀬戸大也(左)とすれ違う萩野公介=東京辰巳国際水泳場 レース後のインタビューを終え、瀬戸大也(左)とすれ違う萩野公介=東京辰巳国際水泳場

 2度目の五輪切符は、素直に喜べない。男子400メートル個人メドレー決勝で「4分5秒台を狙う」と公言していた萩野は、自身の日本記録に1秒以上遅れた。失敗が許されない五輪選考会の緊張感に飲まれ、「最後が粘れなかった」。

 大会前、平井伯昌コーチと朝の体の動かし方やレースに臨む心構えを何度も確認。決勝は「自分を信じるだけ」で結果はついてくるはずだった。だが、最速のペースを刻んだ最初のバタフライで息が上がり、中盤から最後の自由形にかけて失速した。

 ただ、平井伯昌コーチの評価は「合格点」だ。予選で昨年の世界選手権銀メダル相当の4分9秒台をマークする積極性を見せ、ライバルの瀬戸や海外勢を脅かす材料になった。

 昨年6月、自転車で転倒して右肘を骨折。痛みみなく泳げるようになった同11月から「死に物狂い」で練習を重ねてきた。

 2012年ロンドン五輪では銅メダルを獲得。あらゆる経験を積み、2度目の五輪で目指すのは金メダルだ。「まだ100パーセントの実力を出せていない」と萩野。残りあと2種目で挽回する機会は十分にある。(西沢綾里)

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