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【琴奨菊優勝】悲願の外国勢突破、稀勢の里・豪栄道らの奮起を期待

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【琴奨菊優勝】
悲願の外国勢突破、稀勢の里・豪栄道らの奮起を期待

大相撲1月場所千秋楽 豪栄道との一番で気合いを入れる琴奨菊=24日、東京都墨田区・両国国技館(納冨康撮影) 大相撲1月場所千秋楽 豪栄道との一番で気合いを入れる琴奨菊=24日、東京都墨田区・両国国技館(納冨康撮影)

 ついにこの瞬間が訪れた。ちょうど10年。幾多の日本出身力士が挑んでは、はね返されてきた外国勢の厚い“壁”を突き破り、琴奨菊が賜杯を奪還した。

 大関栃東が優勝した平成18年初場所からの10年間。白鵬、日馬富士、鶴竜と3横綱が誕生したモンゴル勢は、24年春場所から23場所連続で優勝を独占するなど56場所を制した。

 日本勢にとっては、負の歴史といえる。土俵の中で求められる心・技・体の全てで圧倒されてきた。誰よりも期待されてきた大関稀勢の里を筆頭に、国技の威信を背負った重圧をはね返せず、大切な一番をことごとく落としてきた。

 琴奨菊は両膝や右胸のけがを乗り越え、「やるべきことに集中した」と無心で挑み、念願の優勝へたどり着いた。しかし、勢力図が変わるきっかけになるかとなれば、厳しい現実が待ち受ける。

 琴奨菊は31歳。3横綱はまだ地力で優位に立つ。現役最年少大関である24歳の照ノ富士もモンゴル出身。いま最も最高位に近い存在として控えている。日本出身で20代前半の役力士は今場所1人もいなかった。

 八角理事長(元横綱北勝海)は「この優勝で稀勢の里、豪栄道も『よしっ』となり、気が引き締まる。俺もできるんだと頑張ってほしい」と、ふがいない成績に終わった琴奨菊より年下の日本人両大関に奮起を促す。

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