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【プロ野球】
新人研修会で「賭博問題」講義 「プロとして責任ある行動を」とオコエ

日本野球機構(NPB)の「2016年新人選手研修会」が12日、東京都内のホテルで行われ選手116人と審判3人が参加した。
冒頭、熊崎勝彦コミッショナーは昨年の元巨人選手による野球賭博問題に触れ「多くのファンの目が一身に注がれていることを生涯忘れてはいけない」とあいさつ。今年から「有害行為について」の講義も加わり、「黒い霧事件」や元近鉄の鈴木啓示が先輩からの八百長の誘いを断った生々しい事例などが伝えられた。楽天ドラフト1位のオコエ瑠偉外野手は「プロとして責任ある行動を取らないといけない」と神妙な面持ちで話した。
また恒例の元ニッポン放送アナウンサー、深沢弘氏による話し方講義では、阪神1位・高山俊外野手らが「少しゆっくり、声を大きく」などと指導を受けた。