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【フィギュア】「自分は絶対王者だと言い聞かせていた」 羽生、フリーと合計得点でも世界歴代最高得点

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【フィギュア】
「自分は絶対王者だと言い聞かせていた」 羽生、フリーと合計得点でも世界歴代最高得点

高得点での優勝にキスアンドクライで驚く羽生結弦とブライアン・オーサーコーチ=28日、ビッグハット(撮影・桐山弘太)

 大歓声と手拍子が響く会場で、羽生がフィナーレへと滑りを加速させた。演技を終えると、前夜のSPに続き、フリーでもこれまでの記録を大幅に塗り替える世界歴代最高得点を確信した力一杯のガッツポーズを繰り出した。

 「やってやる。自分は絶対王者だと言い聞かせていた」。演技前から記録への重圧を感じつつ、気合十分だった。

 冒頭の4回転サルコー、さらに4回転トーループを難なく決め、勢いに乗った。再びの見せ場は後半の4回転-3回転の連続ジャンプだった。後ろは当初、2回転だったが、今大会に向けて難度をアップ。エンジン全開で跳び上がり、乱れることなく着氷させた。

 ジャンプの軌道に高さと幅があって初めて成功する4回転。自身が現段階での「理想形」とするのが、金メダルを獲得したソチ五輪シーズンのそれだ。昨季は大会での衝突事故も影響してバランスを崩し、ジャンプの軌道が低くなっていた。

 今季のGP初戦のスケートカナダ後、もう一度、跳ぶタイミングなどを五輪シーズンの映像で見直しながら修正を重ねた。「これまでにないハードな練習」で感覚を取り戻し、SPでは自身初の4回転2本を入れ、この日のフリーでも3本を完璧に跳んでみせた。

 フリーの200点超えも、SPとの合計での300点超えも史上初。オーサー・コーチは興奮気味に言った。「この記録は当分の間、話題になるだろう。もし、打ち破ることができる選手がいるとしたら、それは彼自身だ」。(田中充)

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