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東京五輪は危機にさらされている。「価値ある攻撃対象」 サイバーセキュリティーの課題浮き彫りに 

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東京五輪は危機にさらされている。「価値ある攻撃対象」 サイバーセキュリティーの課題浮き彫りに 

大会準備に不満?

 今回の組織委への攻撃はサイトに大量のデータが送り付けて負荷をかけ、サーバーをダウンさせる「DDoS攻撃」。アノニマスによるとみられる攻撃の多くもこのDDoS攻撃だが、関連性は不明だ。

 英語で「匿名」を意味するアノニマスは、ネット上での言論の自由などを掲げて活動している国際的ハッカー集団とされる。実態は不明でネット上で緩やかなネットワークを世界中に広げているとの見方がある。

 日本国内では9月、イルカや小型クジラの追い込み漁で知られる和歌山県太地町役場のHPが攻撃されたが、ネット上でアノニマスを名乗り、追い込み漁を批判して攻撃を呼びかける投稿が確認されている。

 ITセキュリティー企業「ネットエージェント」の杉浦隆幸会長は「アノニマスは自由参加で政治的主張がない攻撃も多い。日本への攻撃も一貫性はなく意図はつかめない。オリンピック自体に反対しているわけではないが、(今回の攻撃は)準備の不手際に反感を持つメンバーによるものかもしれない」と分析する。

 杉浦氏はDDoS攻撃では各個のアクセスは正当なため、「サーバー容量を大きくするなど受け手の対策が必要」と強調している。

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