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【箱根予選会】東京国際大、挑戦4回目で悲願達成

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【箱根予選会】
東京国際大、挑戦4回目で悲願達成

念願の予選突破を果たし胴上げされる東京国際大・大志田秀次監督=立川市・国営昭和記念公園(撮影・斎藤浩一) 念願の予選突破を果たし胴上げされる東京国際大・大志田秀次監督=立川市・国営昭和記念公園(撮影・斎藤浩一)

 9位で「東京国際大」の予選通過が発表された瞬間、主将の関は来年1月2日、大手町のスタートラインに出場校がずらりと並ぶ映像を思い浮かべ、心を震わせた。「夢みたいだ。走れるんだ」。部員たちの手で、雨のやんだ曇天に向かって3度、胴上げされた。

 創部5年目。現在4年生の関らが入部したとき、1期生の先輩は3人しかいなかった。1996年にコーチとして中大を総合優勝に導いた実績を持つ大志田監督が勧誘に奔走し、現在は部員75人と充実した。大学も埼玉県坂戸市にグラウンドや1周670メートルのクロスカントリーコース、選手寮を整備し、予選挑戦4回目でのスピード突破を後押しした。

 昨年の予選会では13位だった。3年生だった小針は学生連合に選ばれ本戦の8区を走った。「箱根」を現実的な目標と捉えた今季、部員たちの目の色は違ってきた。

 青学大が取り組む「目標管理」の手法を、主務の吉村が高校の先輩である青学OBに教えてもらって導入。全員が1カ月ごとの目標設定と振り返りを徹底し、意識と練習の質を高めてきた。

 すでに本戦で掛けるたすきは準備している。紺と青の迷彩柄だ。「紺青は根性と音が同じ。迷彩は『戦闘集団』という、うちの部のイメージからきています」と吉村。箱根路に新たな歴史を刻む。(宝田将志)

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