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【日本スプリントの挑戦(31)】男子4継はなぜ北京世界陸上で敗れたのか?(上) 最低ラインは入賞

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【日本スプリントの挑戦(31)】
男子4継はなぜ北京世界陸上で敗れたのか?(上) 最低ラインは入賞

男子400メートルリレー予選を終え、電光掲示板を見る(左から)谷口、長田、藤光、大瀬戸=北京(共同)

 直近の5月の世界リレー(バハマ・ナッソー)では銅メダルを獲得。その時の4人のうち、故障の桐生祥秀(東洋大)を除く藤光、大瀬戸、谷口の3人がメンバーに名を連ねていた。

 チームは当初、次の走順を想定していた。

 1走・高瀬

 2走・藤光

 3走・大瀬戸か長田

 4走・谷口かサニブラウン

 コーチ陣によると、高瀬の1走は、6人の中で唯一、世界選手権本番で100mと200mの両個人種目に出場する心身の負担などを考慮しての決定だったという。

 大会前の練習でも、1走ならバトンを渡すことだけに集中できる。また、藤光との1、2走のコンビは、米国テキサス州で昨年3月に行われた競技会「テキサス・リレー」で、すでに経験済みという強みも背景にはあった。

■1、2走のバトンで“先手必勝”

 「前半で行かないとメダル争いはできない」。開幕1週間前、高瀬は自らに言い聞かせるように、こう語っていた。

 日本は1、2走の前半区間で良い位置に付け、自分たちの流れでバトンをつなぎきる。先に前に出ることで、他のチームに視覚的にも心理的にもプレッシャーを掛けたいと考えていた。

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