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【日本スプリントの挑戦(31)】男子4継はなぜ北京世界陸上で敗れたのか?(上) 最低ラインは入賞

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【日本スプリントの挑戦(31)】
男子4継はなぜ北京世界陸上で敗れたのか?(上) 最低ラインは入賞

男子400メートルリレー予選を終え、電光掲示板を見る(左から)谷口、長田、藤光、大瀬戸=北京(共同)

 谷口が5番手の位置から猛烈に追い上げる。「行け」。フィニッシュラインに向かって小さくなっていく先輩の背中を、サニブラウンは祈るように見つめていた。

■世界リレー「銅」の3人がメンバー入り

 今大会、男子4継チームは6人で編成された。日本選手権100m優勝の高瀬、200mを制した藤光謙司(ゼンリン)、5月の世界リレーに出場した大瀬戸一馬(法大)と谷口。そこに7月の世界ユース選手権(コロンビア・カリ)で日本史上初めて短距離2冠を達成したサニブラウンと、今季好調の長田が加わった。

 日本陸連は大会の目標を「メダル2、入賞6」としており、男子4継は女子マラソン、男女のやり投げなどと並び入賞が期待される種目の一つだった。

 関係者の間では、「4継の入賞」は高すぎる目標でなく、むしろ最低限のラインと見られていた。日本がアンダーハンドパスを導入した2001年以降、世界規模の大会は五輪3回、世界選手権7回、世界リレー2回と計12回あった。そのうち8チームによる決勝、つまり入賞を逃したのは、11年世界選手権(韓国・大邱)の一度しかない。

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